京都市地下鉄の地上出入口の「担当領域」の可視化
2021年07月30日駅機能と都市との唯一の境界である地下鉄の地上出入口に着目し、地下駅と周辺地域(都市)の関係を考察する。
そのためにまず各駅の担当領域を色分けする。
さらにそこに行くには、どの出口から行くのが最も近いのか?」を示すゾーニング図。いわば、駅の「各出入口の担当領域」というべきものがわかる。道のり400m( ≒徒歩5分)圏内において、信号や大きな道路などを考慮したうえで、地図上の建物に対し色分けを行う。
以上から、出入口を使う人の流れの方向に着目する
出入口を出た人がどの方向へ進むのか(ゾーニングのおおよその形状から判断)。その方向が線路と垂直か平行か(ゾーン面積が3000㎡以下であり判別が難しい出入口および特定の施設のみゾーンとなっている出入口は別途考える)。
この二つの見方の組み合わせによって8 つ( + 2 つ) のパターンが考えられる。