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架構の可塑性とヒューマンスケールをあわせもつJR片町線住道駅の計画案

2021年07月30日

応用発展できる可能性の高い架構を水滴型(GLから柱なしで接地したトラスやアーチによって構成されるタイプ)を中心に12タイプ選び、それぞれの特性やポテンシャルを見極めるために、JR片町線 住道駅前広場に適用しケーススタディを行う。作成した12タイプについて、変形の冗⻑性、ヒューマンスケールとの親和性など、具体的な建築計画の観点から評価を行い、可能性のある4架構を選定した。選定した4タイプについて、駅舎、広場、高架へ適用し新しい駅空間の提案を行うにあたり、水滴型を以下に再定義する。

・GLから柱なしで接地したトラスやアーチによって構成される。
・変形可能な冗⻑性を持つ。
・スケールの異なる架構の組み合わせや部材の挿入に対して力学的妥当性を保つ。

住道駅に適用する際の計画の趣旨は、次の3点とした。「多様で豊かな駅空間の創出、減築による南北の分断の解決」「商業空間に依存しない駅前空間の創出」「高架下活用よる駅集中から周辺地域への広がり」。これらのテーマを以下の「かた」によって水滴型の基本架構を変奏し、具体的な計画を提案する。

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